日生劇場「白鳥の湖」
2014年6月23日
今回の白鳥も無事に終わりました。
ステージで過ごすあの時間は、永遠だけど短くて、1幕から4幕まで夢の中にいるような気持ちでした。
白鳥って、女性にとっては過酷で大変なことも多いけど、全員が白鳥を「踊る」ことができたらとっても素敵です。
「白鳥の湖」の伝統を濃く引き継ぐのは、やっぱりコールドバレエだと思いました。
5年前、初めてコールドに入った時は、嫌で嫌で仕方なかったけど、あの時にたくさん怒られて注意してもらって良かったなと感じています。
人と合わせることが苦手で、いつも一歩前へ一回り大きく踊ってしまう私を良い意味で変えてくれた大切な経験となりました。
先輩方から受け継がれた白鳥の伝統。
立ち方や腕の動かし方、並び方、いろんな決まりごと、何よりステップの一つ一つの意味。
これからは後輩もたくさんいることだし、私たちの先輩がそうだったように、後輩たちが頑張ろうと思える良いお手本でありたいと思いました。
次に白鳥になるのは、いつかなぁ?
再演の頃には、ガラッとメンバーが変わっていたりするのかな?
早く再演したいような、したくないような、、、(>_<)
この2日間の輝かしい時間を思い返しながら眠ります。
明日からは、早速7月12日、13日のロミオとジュリエットのリハーサルが始まります。
今回、ジプシーと運命の人々という物語のキーになる役を頂きました。
気持ちを切り替えて、頑張ります(^ ^)