大いなる愛の讃歌
2010年7月18日
2日間の公演が終了しました。
劇場へお越し下さったみなさま、暑い中ありがとうございました。
みなさまの心へ愛の讃歌は届いたでしょうか??
1幕のパドトロワを踊ったとき、お客様が温かい拍手を下さって嬉しかったです。
客席からのパワーってすごく良いものです。何度も助けられました。
ラフィネ・バレエコンサートが終わってからの2ヶ月とちょっと。
毎日毎日『並べ~!!手の高さ~!!合わせて~!!』と厳しい注意を受け、
何が良いのか、悪いのか分からなくなり。
ビクビクしながら踊ってみたり。
注意不足で一人飛び出てしまったり。
とにかく『合わせること』が大変でした。
この公演が終わったらどんなに楽になるだろう。
と、心待ちにしていましたが、いざ終わってしまうととても寂しいです。
今日は2幕が始まる前に前奏を聴いているだけで鳥肌が立ち涙が溢れそうになりました。
4幕の23羽の白鳥たちが王子に振られてしまったオデットと共に悲しむシーンは私の1番のお気に入りです。
どんなに厳しいリハーサルがあっても舞台の上での一体感を味わうと、またやりたいなと思います。
空気を1つに感じ、全員の心を1つに結ぶ。
とても難しいけれど、とても気持ちが良いものです。
『白鳥の湖』を経験したことで、今、自分の中で何かが変わろうとしています。
それが何かは分かりませんが、変化が良い形で現れるといいですね。
また、『惹きこむ踊り』ではなく『惹きこまれる踊り』をしたいと感じました。
今日までご指導下さった先生方、先輩方、助け合って乗り越えた仲間達、ありがとうございました。
今、私の心と身体は『充実』で溢れています。
今回の公演を1番心待ちにしていた、演出振付の石田種生先生ですが、
体調を崩されてしまい、公演をお見せすることができなかったのが残念です。
でもきっと私たちの愛の讃歌、届いていますよね??
元気になった種生先生にお会いするのが楽しみです。